いつも温泉情報を頂くN田氏から、佐賀の山奥にあるお蕎麦屋さんを教えて頂いた。
ただし、「かなり道が険しいので気をつけて・・・」という忠告付き。
「えっ、ええ~~~っ!行かないかも・・・」と思ったのは私だけで(こちらを参照)、KENが「それは行かずばなるまい。」と言ったので(ふんっ!)、しょうがなく行ってきた、笑。
Netで検索しても「一度では行けない」とか「事前にお店に連絡して道を聞いたほうがいい」とか、なんだか初心者は行くなって感じの話ばかり。
そうなると燃えるのは「我が家のナビゲーターシステム:ちゅり」、「一回で辿り着いてみせようじゃないのさ!」とは口に出しては言わないけれど、心にしっかり誓ってまずは出発準備。
地図上では相知町の「見帰りの滝」が近そうだ。
そこでネットサーファーKENが、その滝あたりからの写真を綴ったページを見つけ出し、全部プリントアウトして、地図二冊と情報雑誌を車に積んで準備完了。
車は私のナビどおり進んだ。
「おっ、順調順調」と思っていたやさき、なんと相知町のイベント「あじさい祭り」にぶつかり、見帰りの滝付近が全面通行止め。
町の人に道を伺い、来た道を5、6キロほど戻り厳木町から山へ入ることにした。
もうKENが見つけたWEBページは使えない。
仕方がないのでお店に電話してみたが、道を伺っている途中で携帯電話は圏外に、、、汗。
こうなると、私の優れた方向感覚と大まかな地図を詳細に見通す能力が本領を発揮するのだ!
(そんなものはないと言い切るのはKEN、ふんっ!)
■写真1:この写真の道なんて、通ってきた山道に比べれば、皇居前広場くらい広いぞ!
■写真2:山道をずっと登り続け、さすがの私も心細くなってきたころ、道端に「狐狸庵」の小さい道しるべが、、、。
これがなければ来た道を戻ったかもしれない。
でも、戻ったところで、帰りつけたかどうか、、、だって途中道端で「タヌキ」を見たもの~。
後からお店のご主人に伺ったら「タヌキ」じゃなくて「アナグマ」だとか。
どっちにしても化かしそうだよね。
■写真3:来たよ、来ました、ここが「狐狸庵」。そしてこれが「蕎麦・・・一人前二皿、八百円」のお品。
私の「山かけそば」は、食べ終わった後で、写真を撮るのを忘れたことに気づいた、たははは。
■写真4:着いたころ結構込んでいたお店の中が、す~っと静かになったころ、ご主人と狐狸庵の店主である奥様(!)が隣の席にいらして、いろいろお話をしてくださった。
写真は、脱サラをして蕎麦を打つ仕事に就いたご主人の手。
そば粉が付いた職人の手で、帰り道を地図でさし示してくれている。

初めて伺ったのに、都会から田舎へ引越してきたという共通の話で盛り上がり、お茶のおかわりどころか、最後はその朝届いたという「びわ」までご馳走になって、なんだかすっかり恐縮してしまった。
R203への道を教わって、お店を出たのがすでに夕方近く。
「次回は定休日にいらっしゃい、唐津あたりを案内してあげるから。」というご主人の言葉に送られて、登って来た山道よりももっと激しい山道を下ってきたのだった。
(きゃー、ぎゃー、わ~~~~っ、の連続は私、、、涙)
どうか、是非一度「狐狸庵」のお蕎麦を食べに行って頂きたい。
おいしいお蕎麦を頂けるだけでなく、阪神の大地震の後神戸の店をたたみ、佐賀の山の中にお店を構えたお二人の、田舎で食と生活を大いに楽しむという心意気に触れられると思う。
ここに比べたら、私達の「田舎暮らし」なんてちょろいちょろい、笑。
■写真5:やっとたどり着いたら、改築した古民家の板壁に「狐狸庵」の表札。
なんとも素朴です。
■写真6:店内にたった一枚貼られた「お品書き」。
う~ん、達筆!
■写真7:助手席の、いつも持ち歩くツール3冊。
これがあれば地の果てまででもナビしてあげるって!
さてさて、次のおいしい話4は、またまたH野氏情報の「牛船のハンバーグ」!!!
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