さて今回は保険の話。
なかなか表題の「生前契約」の話にたどりつきませんねー、笑。
ま、もう少しお付き合いください、がははは。
こちらに来て、私よりもずっと若いKENに、入院したり救急車に乗ったり、乗ったり、発熱したり発熱したりと(しつこい?笑)、健康面でいろいろ問題が出ました。
そんな時に貧乏な我が家が頼ったのは保険です。
しかーし、若いからと思って入院などの保障を切り詰めた契約をしていたため、大きな出費に見合うような助けにならず。。。残念っ!
で、そのときから、「これはKENだけじゃなく、私こそ保険を見直さなくちゃ!」と思っていました。
私はガン家系(と勝手に思っている)だし、発病したら治療に大金がかかる、経済的にKENに迷惑をかけるのは絶対イヤ、だから高額な治療はしたくない、、、。
そうでなくても、順当に行けば私が先に逝く訳で、ヘソ曲がりゆえお葬式はしないで欲しい、送るなら特別バージョンで送って欲しい、そのためにはどうしたらいいのか、手始めに保険かな、、、そんなことをつらつら考えていました。
で、いったんは、KENも私も別の保険に切り替えてみたのですが、それにもちょっと不安な点があり、思い迷っていたところ、グッドなタイミングで友人が保険会社にお勤めを始めたのです。
私のわがまま、非常識な(笑)計画、KENに迷惑をかけたくないという思い、これをすべて相談できるのは彼女しかいない!そう思ったわけです。
大きな病気をした時に保険が助けになった経験を持つ彼女、一番最初に私が言った「ガンの治療はしたくない。」の一言に、すごく抵抗感があったようです。
まして、そのあとに、お葬式はしないと続くわけですから、笑。
それでも、私のおヘソの曲がり具合と、いままでの生き様をよ~く知っている人ですから、頭を悩ましつつも、なんとか私の思いと今の我が家の経済状態にピッタリの保険を選んでくれました。
これで、死後、経済的な面でKENに迷惑をかけたくないという私の心配はひとつ解決です。
折も折、朝日新聞に載った、詩人の伊藤比呂美さんの「死を不自然に延ばさないで」という題名の記事を発見!
奥様を亡くされて一人暮らしになったお父様が、ご自宅の壁に「決して救急車を呼ばないでください。何の治療も受けません」と大書した紙を張っておられるという記事です。
「食べ物をのどに詰まらせて孤独死し、翌日に来たヘルパーさんがそれを見つけるのが理想」だと考えておられるとか。
ほらね、そろそろなんですよ、あともうちょっとで、私の「非常識」が「非常識」でなくなる。
(と言っても、記事の解釈はさまざまですので、詳細は朝日新聞社に問い合わせてください、、、と放り投げる、笑)
ただ、伊藤さんも書いておられるように、今はまだ、ご本人がそういう亡くなり方を選び亡くなったとして、それを容認した家族が罪に問われる可能性があります。
そこのところはまだまだでしょう。
でも記事を読んで、自分の最期に関していろんな考えの人がいるんだと分かって、ちょっと安心しました。
あー、私一人じゃないんだ、、、って。
「人は一人で生まれてきて、一人で死んでいくんだよ。これだけはどんな人間にも平等だね。」そう言ったのは、むかし義理の母だった人です。
だから、「孤独死」という言葉も、なんだかヘンですよね。
どんな死に方であれ、人は一回は必ず死ぬのですから、一人で。
だから孤独もへったくれもない。
全ての人間に平等に訪れる死、怖いものでも、避けるべき悪しきものでもありません。
私にとって死は、、、そうだなぁ、、、明日の朝の一番最初の光のようなものです。
近いようで遠い、でも気がつくとすぐそばにあり、ぼんやりと体の中にしみこんでくる。。。
だから、そんなに受け入れがたいものでもないのです。
若くして亡くなる人がいると確かに辛いけど、それでも、みんなしてそういう考えになれば、お葬式でわんわん泣く人が少なくなると思うんだけどなぁ。
私の場合は、今亡くなったとしても、わんわん泣いてもらうほどもう若くないし、笑。
で、そのお葬式のこと。
これには困った。。。
だって、何を言ったとしても、私がいなくなったあとのことですから。
たぶんもろもろを取り仕切ることになるのは、大声で自分を主張するのがまことに不得意なKENです。
もし私の死後、親戚やらご近所のうるさ方が我が家に現れて、「葬式をしないなんてトンデモナイ!」と大声を張り上げたら。。。
それはもう折れるしかよね、とKENが言います。
それってどうよ~。
私の最期の見せ場なのに~。
愛情があるなら、ちゃんとやってよ~、ぶつぶつ。
そんなジレンマを抱えつつ何年か過ごしていましたが、つい先日、新聞のテレビ欄を見ていたKENが大きな声で、「今日のエチカの鏡、散骨とか葬式とかやるらしいよっ!」
ほらほら~、きたきた、えへへへ。
ってことで、今回はここまで。
次回そのエチカの鏡の内容に迫ります。
その2・・・完!(またまた中途半端だけど、笑)
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